お金の管理って、意外とむずかしいですよね。
収入・支出・貯金…すべてを1つの口座でやりくりしていると、
「いつ何に使うお金なのか」が見えなくなってしまいがちです。
特に、年払いの保険や税金、旅行積立など目的のあるお金は、
他の支出と混ざるとどれだけ残っているのか分かりにくくなります。
かといって、銀行口座をいくつも作って管理するのも面倒…
そんな悩みをズバッと解決してくれるのが、
住信SBIネット銀行の「目的別口座」という無料のサービスです。
僕自身、目的別口座を使うようになってからは
「これは医療費」「これは旅行費」「これは年払い用」など、
お金の使い道がハッキリと“見える化”されて、管理がぐっとラクになりました!
この記事では、
- 目的別口座の特徴とメリット
- 作り方と使い方(自動振替の設定方法)
- 実際に僕が使ってる目的別口座のリアルな例
を紹介していきます。
お金の管理が苦手な人も、資産形成を始めたい人も、
「使いすぎを防ぎながら、目的ごとにお金を育てていく方法」として、
ぜひ最後まで読んでいってくださいね!
住信SBIネット銀行の目的別口座とは?
住信SBIネット銀行では、1つの代表口座の中に最大10個までの目的別口座を無料で作成することができます。
これはいわば、口座の中に「仕切り」や「フォルダ」を作るようなイメージで、
それぞれに名前や目標金額、アイコンなどを設定してお金を振り分けることが可能です。
代表口座とは完全に分けて管理できるので、たとえば…
- ✔ 医療費用に「医療口座」
- ✔ 年払い保険に「保険口座」
- ✔ 趣味・娯楽に「楽しみ口座」
- ✔ 急な出費に備える「緊急用口座」
…など、使う目的ごとに自分で口座を分けて運用することができます。
銀行口座を何個も開設する必要がないので、管理もラク。
スマホアプリからも簡単に確認・編集ができるため、家計の見える化にもバッチリ役立ちます!
目的別口座の作り方(手順)と注意点
目的別口座の作成は、スマホアプリやパソコンから簡単に行えます。
以下はスマホアプリでの手順です👇
- 住信SBIネット銀行アプリにログイン
- ホーム画面の「目的別口座」をタップ
- 「新しく口座を作成する」を選択
- 口座名・目標金額・アイコンなどを設定
- 作成完了!(すぐに使えます)
作成後は、代表口座から必要な金額を目的別口座へ振り分けていくだけ。
アプリ上で残高の確認や編集も可能です。
また、住信SBIネット銀行には「定額自動振替サービス」があり、
目的別口座への振替を自動化することもできます。
(例:毎月1日に医療費口座へ3,000円)
これにより、つい忘れがちな積立も半自動で続けられる仕組みが作れます。
注意点としては、目的別口座は「振込・引き落とし」などには使えない点です。
あくまで代表口座内でのお金の仕分けツールとして使いましょう。
目的別口座の使い分け例|僕が実際に使ってる10個の口座紹介
僕が住信SBIネット銀行で開設・活用している目的別口座は、以下の10種類です。
お金の“見える化”と“使い分け”ができるので、生活管理や貯金のモチベーションも上がりました。
- 配当金口座
- 年間経費口座
- 種銭口座
- 旅行積立費
- 日帰り旅行口座
- 生活防衛資金
- 予備費
- 医療費
- 車両関係
- 配当金使用口座
① 配当金口座
今年もらった配当金を保管しておくための口座。
証券口座から振り込まれた配当金をこの口座に移して、使わずにキープしています。
② 年間経費口座
火災保険やAmazonプライム、ふるさと納税など、年払いの固定費を毎月少しずつ積み立てている口座です。
毎年くる支払いでも慌てず対応できます。
③ 種銭口座
株を買いたいときの「買付資金」を貯めている口座。
まだ買い場ではないけど、来たるその日に備えてコツコツ積み立て中です。
④ 旅行積立費
宿泊が伴う旅行に使うためのお金を積み立てている口座です。
「ちょっと遠くまで」の旅行のために分けておくと、旅の計画も立てやすくなります。
⑤ 日帰り旅行口座
外食・スーパー銭湯・電車での小旅行など、日帰りレジャーのための口座。
「週末に少し贅沢したいとき」のための資金をここに貯めています。
⑥ 生活防衛資金
もしものときのための緊急用資金。
最低3か月は収入ゼロでも生活できるよう、100万円を目標に積み立て中。
⑦ 予備費
使い道は決まっていないけど、何かあった時に使えるフリー資金。
柔軟に動かせるお金があると、気持ちにも余裕が生まれます。
⑧ 医療費
医療保険に加入せず、自分で備えるための医療費積立用口座です。
通院や入院があってもこの口座から支払えるようにしています。
⑨ 車両関係
車検・自動車税など、マイカーの維持費専用の口座です。
「次の車検が怖い…」を回避できる安心のストック。
⑩ 配当金使用口座
前年に貯めた配当金を、翌年に“使う用”として移した口座。
「貯めた分だけ使っていい」と決めて、気持ちよく使っています。
僕が目的別口座を活用する理由|やりくり下手だった自分が変われた
もともと僕は、節約意識はしっかりあって、貯蓄もしていたタイプです。
ただ、銀行口座を2つくらいに分ける程度の管理で、ほとんどのお金は1つの口座にまとめて入れていました。
そのせいで、
「今すぐ使いたいお金が本当に足りてるのか?」「これは何のために残してるお金だったっけ?」
というように、お金の使い道が曖昧になっていたんです。
でもこの目的別口座を使い始めてから、“お金にラベルを貼る”ことの大切さに気づきました。
例えば、
- 旅行費に3万円ある → 旅行は行ってOK!
- 医療費に1万円しかない → 通院や薬代に備えて、今月は節約!
こうやってお金に“役割”を持たせることで、自然とメリハリある使い方ができるようになりました。
それに、目的別口座は生活費とは別の場所でお金を管理できるので、
「今月の生活費が少なくても不安にならない」という精神的な余裕にもつながっています。
今では「この積立ができてるから、〇〇に使える」と思えるようになって、
お金の使い方に“計画”が持てるようになりました。
目的別口座を使って感じたリアルなメリット
実際に使い始めてから感じたのは、お金の「管理ストレス」がグッと減ったということ。
目的別にお金を分けることで、たとえば:
- 「今あるお金は、どんな目的のお金なのか?」が一目で分かる
- 貯金しながら使うことへの罪悪感がなくなる
- 使いすぎを自然と防げるようになる
- 旅行や趣味も「専用口座」によって、楽しむときは気持ちよく使える
なにより、「この口座のこの金額までは自由に使ってOK」というルールを自分で作れるので、
メリハリのあるお金の使い方ができるようになりました。
結果として、節約=我慢ではなく、計画的に楽しむための工夫へと変わった感覚があります。
「貯金が苦手」「気づいたらお金がなくなる」という人ほど、
“目的ごとに仕分ける”シンプルな方法をぜひ試してみてください。
よくある質問|目的別口座Q&A
ここでは、目的別口座を実際に使っている僕が感じたことや、よくある疑問をQ&A形式でまとめました。
Q1. 目的別口座は何個まで作れますか?
A. 最大で10個まで作れます。僕も実際に10個フル活用しています。
Q2. 目的別口座から直接振込や支払いはできますか?
A. できません。振込・引き落としなどは代表口座のみです。
目的別口座から使う場合は、まず代表口座へ振り替える必要があります。
Q3. 目的別口座に自動で積み立てることはできますか?
A. はい、「定額自動振替サービス」を使えば、毎月指定した金額を自動で振替できます。
僕も配当金以外の目的別口座への積立をこの自動振替で管理していて、かなり便利です。
Q4. 開設・利用に手数料はかかりますか?
A. 目的別口座の開設・管理は無料です。
住信SBIネット銀行の口座を持っていれば、追加料金なしで使えます。
Q5. スマホアプリからでも管理できますか?
A. もちろんです!僕もスマホで日々確認しています。
目的別口座の作成・振替・残高確認など、すべてアプリで完結します。
まとめ|目的別口座で「お金の見える化」と「使いすぎ防止」
住信SBIネット銀行の「目的別口座」は、無料で最大10個まで作成可能。
お金の使い道ごとに仕分けておくことで、管理しやすくなるだけでなく、ムダ遣いの防止や貯金のモチベーションアップにもつながります。
僕自身も、以前は「なんとなく」で管理していたお金を、
目的別にハッキリと“見える化”することで、
日常の支出も、将来の備えも、グッと安心感が増しました。
「貯金が苦手」「気づいたらお金が足りない」という人ほど、
この仕組みを取り入れてみてほしいと思います。
この記事が、あなたのお金の不安を解消するヒントになればうれしいです!
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